一節
私を迎えたのは永劫の闇。
無限に広がる黒い世界。
遠い故郷へ想いを馳せる。
だが当然、帰れるはずもない。
丁度その時、手を差し伸べる者が現れた。
迎接我的是永劫般的黑暗。
延伸到无限远方的漆黑的世界。
忍不住回忆起了遥远的故乡,
虽然自不用说,我已不可能回去。
正巧就在那时,向我伸出手的人现身了。
二節
ここはライブラリ。
無数の物語が浮かぶ不思議な空間。
世界に存在する全ての物語と登場人物が集まり、
複雑に絡み合う場所。
这里是LIBRARY.
漂浮着无数故事的奇异的空间。
聚集了这世上所有故事及其登场人物,
彼此之间繁复纠缠的地方。
三節
ここはライブラリ。
見る者によってその形は変わり、
ある者の目には漆黒の闇に、
またある者の目には巨大な図書館に見える場所。
这里是LIBRARY.
不同人眼中会呈现出不同的模样。
有人看来,它是一片漆黑,
有人看来,它是一座巨大的图书馆。
四節
私はこの歪な歪な世界に訪れてから、
何度も何度も旅をした。
そして何度も同じ光景を目にした。
自从我造访这个扭曲的世界以来,
不知踏上了多少次旅途,
又不知目睹了多少次同样的光景。
五節
この世界の物語たちは絶えず
複製を繰り返されている。
私の旅とはそれらを辿り、
新たなる可能性を探すものだ。
在这个世界中,
故事被源源不断地不停复制。
我的旅途就是一路寻踪觅迹,
去发现故事中新的可能性。
六節
ある一点から分岐し、無限に広がる物語。
そのどこかに救いはあるのだろうか?
登場人物たちの願いが叶う事はあるのだろうか?
经过一点的分歧,故事就可以延伸到无限远方。
这其中是否存在着所谓救赎呢?
登场人物的愿望,又是否曾被满足呢?
七節
私のような存在と、彼女たちに対する「彼ら」の扱いは明確な差がある。
私と彼女たちを隔てるものはなんだろう?
その疑問は、私を動かす原動力となっていた。
我们和【他们】,她们给出的待遇明显不同。
究竟是什么使我和她们之间有了隔阂呢?
这个疑问,成为了驱使我行动的原动力。
八節
聞かされた事を鵜呑みにすることはできる。
信用に足る者の言葉なら、そうしていただろう。
だが、そうでなかったのなら……
自らの手で解き明かすしかない。
我可以将听来的事情不加分辨地全盘接受。
如果是值得信任的人说过的话,其实也未尝不能。
然而,如果并非如此的话……
就还需用自己的双眼去辨明。
九節
観察対象が迎える結末が同じなら
自らの行動を変えてみるしかない。
ついに私は直接的な介入を決意した。
如果观察对象们的结局都没有区别的话,
那我就必须改变自己这一方的行动。
终于,我决心亲自介入。
十節
えぇ。また失敗シマシタ。
やはり、人型ナイトメアは使い物にならないですネ。
至急8人目の調査担当を要請シマス。
……次回は複数名ヲ。
嗯。又失败了。
果然,人形梦魔还是没什么用场啊。
请求火速派遣第八名调查员。
……并且下次请同时派数人前来。