LOFTER-网易轻博

プロセス概要

1-1．調達プロセス

購買管理は、<購買依頼> → <購買発注> → <入庫> →  <請求書照合>という４つのプロセスで構成されます

①購買依頼（ME51N）　で、所要量計画から or マニュアルで発注する品目・数量を購買依頼伝票に登録

②購買発注（ME21N）　で、購買依頼をもとに仕入先の割当・価格を購買発注伝票に登録

③入庫（MIGO）　で、購買発注伝票をもとに仕入先から届いたものを入庫し、在庫計上

④請求書照合（MIRO）　で、購買発注伝票・納品書をもとに請求書照合で買掛金を計上

1-2．外注プロセス・マスタ設定

品目外注（構外外注）

①購買依頼・購買発注（ME51N・ME21N）

②支給品支給⇒自動処理？

③１の購買発注伝票に対する外注品入庫（＋支給品出庫）⇒自動処理？

工程外注（構内外注）

①製造指図登録（自動で購買依頼登録）（CO01でﾀｲﾌﾟPP01の計画を登録）

②購買発注（ME51N・ME21N）

③支給品支給

④１の製造指図に対する外注品入庫（＋支給品出庫）

⑤２の購買発注伝票に対する外注費計上のための入庫処理

1-3．棚卸(たなおろし)プロセス

SAPでの棚卸方法は、2つあります。

1-3-1．入出庫で棚卸差異数量を計上する方法（MIGO）

移動タイプ利用シーン

701利用可能在庫　棚卸（増）

702利用可能在庫　棚卸（減）

703品質検査中在庫　棚卸（増）

704品質検査中在庫　棚卸（減）

707保留在庫　棚卸（増）

708保留在庫　棚卸（減）

1-3-2．棚卸伝票を使用する方法

①棚卸伝票登録（MI31・MI01）

②棚卸検数入力（MI04・MI05）

③棚卸差異確認（MI24）

④棚卸差異決済（MI07・MI37）

機能概要

2-3．在庫転送

在庫転送プロセスフロー

①在庫転送（T-code：MIGO）

②在庫転送出庫（T-code：MIGO）→在庫転送入庫（T-code：MIGO）

③在庫転送オーダー（T-code：ME21N、伝票タイプ：UB）→在庫転送出庫（T-code：MIGO）→在庫転送入庫（T-code：MIGO）

④在庫転送オーダー（T-code：ME21N、伝票タイプ：UB）→出荷指示登録（T-code：VL10B）→在庫転送出庫（T-code：VL02N）→在庫転送入庫（T-code：MIGO）

⑤　④→請求処理（T-code：VF01）→請求書照合処理（T-code：MIRO）

2-4．原材料仕入先→外注先へ直送方法

外注プロセスフロー

①発注入庫（T-code：MIGO、移動タイプ：101）

②支給品支給（T-code：MIGO、移動タイプ：541）

2-5．ロットマスタ

ロットとは、同じ品目でも製造日や有効期限日など、別々に管理したい場合に使用します。

ロットマスタは、T-code：MSC3N（照会）で確認できる

在庫照会方法（3パターン）

①在庫状況照会（MMBE）

②保管場所別在庫一覧（MB52）

③ロット情報コックピット（BMBC）

マスタ設定

3-1．MM（購買管理）モジュールのマスタについて

BP：BPマスタ（仕入先マスタ）

MM01：品目マスタ

ME11：購買情報マスタ

MEK1・MEK2：条件レコード（購買価格）

ME01：供給元一覧

MEQ1：供給量割当

テーブル関連図

4-1．購買発注伝票

EKKO：購買伝票ヘッダ

EKPO：購買伝票明細

EORD：供給元一覧

EKBE：購買伝票履歴

EKKN：購買発注勘定設定

EKES：仕入先確認

EKPA：購買における取引先機能

EKET：購買伝票納入日程行

EBAN：購買依頼

EBKN：購買依頼勘定設定

https://tokulog.org/blog/tutorial_mm/