
阴阳师红莲华冕活动剧情 昨日之境③琉璃之遇(中日双语整理)
瑠璃の邂逅
【翼団兵士甲】
「阿修羅様、偵察兵が戻りました。城外でコソコソと道を探している女を見つけました。」
阿修罗大人,您下令派出去的侦察兵回来了。他们找到了一个在城外鬼鬼祟祟探路的女人。
【阿修羅】
「道を探している女?連れて来い。」
探路的女人?带上来。
華やかな衣服が乱れた女が、偵察兵に連れられてきた。
一个衣着华贵却凌乱,看起来十分狼狈的女人被侦察兵带了上来。
【阿修羅】
「お前は何者だ。なぜ瑠璃城の外を徘徊している?」
你是什么人,为什么在琉璃城外徘徊?
【???(毘瑠璃)】
「…………」
【阿修羅】
「黙るのか?俺が口を開か...
瑠璃の邂逅
【翼団兵士甲】
「阿修羅様、偵察兵が戻りました。城外でコソコソと道を探している女を見つけました。」
阿修罗大人,您下令派出去的侦察兵回来了。他们找到了一个在城外鬼鬼祟祟探路的女人。
【阿修羅】
「道を探している女?連れて来い。」
探路的女人?带上来。
華やかな衣服が乱れた女が、偵察兵に連れられてきた。
一个衣着华贵却凌乱,看起来十分狼狈的女人被侦察兵带了上来。
【阿修羅】
「お前は何者だ。なぜ瑠璃城の外を徘徊している?」
你是什么人,为什么在琉璃城外徘徊?
【???(毘瑠璃)】
「…………」
【阿修羅】
「黙るのか?俺が口を開かせてやる。」
不说话?我有的是方法能让你说。
【帝釈天】
「阿修羅、怪しい女を捕まえたと聞いたが。待て、この人は…………阿修羅、彼女を解放してくれ。あなたは毘瑠璃か?」
阿修罗,我听说刚刚抓到了一个可疑的女人。等等,这个人…………阿修罗,快给她解绑吧。你是毗琉璃吗?
【毘瑠璃】
「あなたは誰?なぜ私のことを?」
你是谁,竟然认得我?
【帝釈天】
「十数年前、善見城の祭典の時、貴族達は十天衆様の所に集まっていた。私も、父や兄とその場にいた。あなたはもう忘れているかもしれないが、あの時あなたは蘇摩と一緒にいた。」
十数年前善见城祭典之时,各个贵族世家都前往王殿拜会十天众大人。我和父亲兄长也在朝拜之列。你大概已经忘了,但我还记得当时你与苏摩也在王殿中。
【毘瑠璃】
「十数年前の祭典、確かに姉様と一緒だった……よく覚えているのね。」
十数年前的祭典,我确实和姐姐一起参加过……你的记性竟然这么好。
【阿修羅】
「貴族の方だったのか。」
原来是位贵族小姐。
【帝釈天】
「阿修羅、毘瑠璃は瑠璃城の城主だ。瑠璃城には二人の城主がいる。蘇摩と毘瑠璃の二人姉妹、この方が妹の毘瑠璃だ。」
阿修罗,毗琉璃是琉璃城的城主。琉璃城的城主有两位,苏摩和毗琉璃两姐妹,这一位是其中的妹妹毗琉璃。
【阿修羅】
「城が他族の手に落ちているのに、なぜ城主が城外を徘徊している?もう一人の城主、蘇摩はどこだ?」
既然是城主,为何城池失守落入他族之手,自己却在城外徘徊?另一位城主苏摩又在何处?
【毘瑠璃】
「私に質問する前に……まずは名乗ってもらえないかしら。」
你们与其质问我……不如先告诉我你们到底是什么人。
【阿修羅】
「俺は阿修羅、彼は帝釈天だ。俺達は民兵翼の団を束ねる者だ。十天衆の依頼を受け、鬼王迦楼羅とやつの竜巣城を討伐しにきた。」
我是阿修罗,他是帝释天。我们都是民兵团翼之团的首领。受十天众委托,前来攻克鬼王迦楼罗的龙巢城。
【毘瑠璃】
「ほ、本当に……?なにか証明できるものはある?」
怎,怎么可能……?口说无凭,你们可有证据?
【帝釈天】
「十天衆からの依頼書、そして貴族の印章も持っている。」
我这里有十天众下达的委托文书,如果你想看,我还保留有贵族家的印信。
【毘瑠璃】
「そういうことだったの……」
原来如此……
【阿修羅】
「どうした?まさか俺達の名を名乗るやつがいたのか?」
怎么了?难道有人假冒过我们?
【毘瑠璃】
「……そのとおり……翼の団の使者と名乗る者のせいで、鬼族の罠にはまってしまった。数日前の朝、ある天人の小隊が瑠璃城へやってきて、救援を求めた。迦楼羅を討伐する翼の団だと名乗った。金翅鳥の罠にはまったと。やっとの思いで抜け出し、助けを求めにここまで来た。もし翼の団がやられたら、次は瑠璃条だと。だから私と姉様は兵を送った。まさか迦楼羅の詭計だったなんて、夢にも思わなかった。私たちは待ち伏せされた。姉様は私をかばって迦楼羅に攫われ、行方不明になった。」
……没错……我和姐姐是因为有人假冒翼之团的信徒,才中了鬼族的奸计。数日前的早上,一支天人小队来到琉璃城门下,向我们求援。他们自称是讨伐迦楼罗的翼之团,不慎落入金翅乌的陷阱。他们拼了性命才突出重围来求援,如果不能为翼之团解围,琉璃城也岌岌可危。我和姐姐当即整兵出城,不料这一切竟是迦楼罗的诡计。我们遭到伏击,姐姐为了让我逃跑,被迦楼罗掳走,下落不明。
【阿修羅】
「つまり、もう一人の城主は迦楼羅のところに。」
那么另一位城主,是在迦楼罗手中了。
【帝釈天】
「蘇摩は名高き戦乙女、迦楼羅に謀られるとは。」
苏摩是前线有名的女武神,竟会被迦楼罗设计。
【毘瑠璃】
「事態は深刻だと知った私は、急いで瑠璃城に戻った。私達が留守にしている間に、瑠璃城は鬼族に占領されていた……やつらは兵を殺し、民を人質にした。迂闊に手出しできない。私と残存部隊は城外を徘徊することしかできなかった。」
我知道大事不好,连夜赶回琉璃城。却发现鬼族在我们二人出城之际占领了琉璃城……他们屠杀了城中守卫,挟持百姓作为人质,让我们难以入城。我和残部只能在城外周旋。
【帝釈天】
「なるほど、そういうことなら、今は瑠璃城を取り返すのが先決だ。」
原来事情是这样,那么当务之急,得先解决琉璃城陷落一事。
【毘瑠璃】
「瑠璃城の陥落は……私のせい。姉様は一人で行くつもりだった。でも私は心配で。私が無理を言って姉様についていったりしなければ、瑠璃城を守れたかもしれない……」
琉璃城陷落……这都是我的错。姐姐当时本想一人前去支援,可我实在担心她。若不是我坚持与姐姐一同出行,或许还能守住城……
【阿修羅】
「あまり気にするな。お前達二人でも敵わなかった相手だ。鬼族の兵はお前ら姉妹より強い。城に残っていたとしても、結果は同じだっただろう。最悪命を失っていたかもしれない。」
你也不必在意。你们一同前去,却还是吃了败仗。可见鬼族兵力强于你们姐妹。就算你留下守城,结果可能也没区别,说不定还会丢了性命。
【毘瑠璃】
「あなたの言う通り、どっちにしても、私は役に立てなかった。私の甘さのせいで姉様が攫われ、城の民を苦しませた……」
你说的不错,我无论是去是留,都不会帮到什么。我轻信又失策,害了姐姐,也害了城中的百姓……
【帝釈天】
「落ち着いて。私は阿修羅と同じ主将だけど、常に共に出陣している。あなたのおかげで、私たちは城の状況を把握できるようになった。」
别急,我和阿修罗虽然同样是主帅,却从来都是一同出战的。如今,至少我们还多了个对城中境况熟悉的引路人。
【毘瑠璃】
「お願い、鬼族の手から瑠璃城を取り戻して!姉様を助けて!その代わり、瑠璃城は今後、翼の団の後ろ盾になる!鬼族は城の天人から抵抗する気力を奪うために、捕虜達に玉醸を飲ませた。早く助けないと、手遅れになる。」
我请求你们,请帮我从鬼族手中夺回琉璃城!救回我的姐姐苏摩!如果能成功,琉璃城从今以后,愿意成为翼之团的后盾!鬼族为了让城中的天人无力反抗,逼迫俘虏们服下了玉酿。如果不尽快解救他们,后果不堪设想。
【阿修羅】
「玉醸?そんなものを無理やり飲ませたのか。」
玉酿?他们竟然逼人吃这种东西。
【毘瑠璃】
「ええ。一時的に兵士の力を増幅させる神薬だと言われているけれど……実際は幻覚を起こすもの。戦士も一般人も、飲むと病的な夢に浸ってしまう。痛みを感じないし、死も恐れない。これが兵士の力が増幅すると言われている所以。玉醸を長期間飲み続けると、霊神体は力を失ってしまう。」
是的。传闻中玉酿是能让士兵一时力量大增的神药,但……玉酿本质上是在制造美好的幻觉。无论是战士还是普通人,服用后都会沉浸在一种病态的满足感里。没有痛觉,也不畏惧死亡,所以会有让士兵力量大增的说法。长期服用玉酿,会让天人的灵神体失效。
【帝釈天】
「…………」
【阿修羅】
「瑠璃城が落とされたのはいつだ?」
琉璃城已经失守多久了?
【毘瑠璃】
「もう七日前になる。老人や体の弱い人達はもう限界かもしれない……どうか彼らを助けて!」
已经七天了。城中的老弱病残,怕是要撑不住……我恳请二位救人!
【阿修羅】
「お前に言われなくても、俺も帝釈天もそのつもりだ。城にいる民を助け、罪を犯した鬼族を粛清する。」
就算你不说,我和帝释天也不会坐视不管。无论是为了城中平民,还是为了惩戒那些犯下恶行的鬼族。
【帝釈天】
「我々の兵力では正面突破も可能だが、その場合、鬼族は必ず城の民に危害を加える。」
以我们的兵力,正面强攻也未尝不可,但鬼族一旦反抗,必定会危及城中百姓。
【阿修羅】
「城内から生まれた動乱だったら?」
若战乱是从城中发起?
【帝釈天】
「というと?」
阿修罗你是说?
【阿修羅】
「同じ方法でやり返す。変装して城に紛れ込む。隙をついて頭領を討ち、城門を開ける。平民が逃げたら、翼の団を城内に突入させ、一気にかたをつける。」
不如以其之道还治其身。我们乔装混入城中,趁他们措手不及时,先斩杀首领,借势解放城门。待平民出逃后,翼之团大军杀入城内,里应外合,一举夺城。
【帝釈天】
「悪くない策だが、どうやって変装して城に紛れ込む?」
这计策倒是可以尝试,那么我们要如何乔装入城?
【阿修羅】
「俺に考えがある。お前と城主様の協力が必要だ。」
我倒是有个法子,只是要委屈你和城主小姐了。
【毘瑠璃】
「瑠璃城の民を助けるためなら、どんなことでもしてみせる。」
只要能救下琉璃城中的百姓,不论是什么样的委屈,我也无所谓。
【帝釈天】
「それで、その考えとは?」
到底是什么法子?
【阿修羅】
「すぐにわかるさ。そうだ、酒呑童子、お前達の力も貸してほしい。天人の気配を、鬼族の気配に見せかける方法はないか?」
等会你们就知道。对了,酒吞童子,还要借你们的力量一用。不知道你们有没有把天人的气息伪装成鬼族的方法?
【鬼王酒呑童子】
「お安い御用さ、俺様が術をかけてやる。」
这有什么难的,本大爷划个咒就是。
……少し時間が経った後、瑠璃城外
——一段时间后,琉璃城外
【雷公鬼】
「何者だ?」
来的是什么人?
【阿修羅】
「俺達はこの付近の鬼族だ。善見城の辺境で金銀財宝を手に入れた。日も暮れたし、中で休ませてほしい。」
我们是这附近的鬼族,在善见城抢了批金银珠宝,天色已晚,想借住在城里。
【雷公鬼】
「この城は封鎖されている。他を当たれ!」
这里封城了,你们绕道吧!
【阿修羅】
「善見城で珍しい品が手に入った、天人の王家の職人にも造れない珍品だ。磨き上げられた玉や、金と銀はもちろん、瑠璃珠もいくらでもある。一晩泊めてくれるなら、代わりに好きなものをやる。」
我这里的可是有善见城都不多见的珍品,天人皇室的工匠都比不过。连铁珠子都打磨得直发光,闪闪亮亮的金银不用说,琉璃珠更是多的不要钱一样。几位要是方便让我们借住一晚,不如直接打开箱子挑几件最光鲜的?
【雷公鬼】
「たわけが!そんなもので買収されるか!」
笑话!我们岂会被几件珠宝首饰收买!
【翠甲鬼】
「だが瑠璃珠は、なかなか見れない希少品だぞ……」
可是琉璃珠,那可是难得一见的好东西……
【阿修羅】
「これほどの品だ、城に入れてくれないと、野良の鬼に盗られてしまう。鬼に盗られるより、城の皆がもらってくれたほうがいい。」
这样的好东西,若是不进城,怕是一晚上就让野鬼抢光了。与其便宜了野鬼,不如让给城里的诸位。
【金翅鳥甲】
「そうだ、城に入れないと、鬼に盗られてしまう。彼らを城に入れて、俺達がこれを……」
就是,你看他也说了,要是不进城,偷也让人偷没了。不如我们就放进来,就让他送给咱们……
【雷公鬼】
「愚か者め!こんな物に買収されて!もし何かあったら、迦楼羅様に言いつけて、お前が隠している金を取り上げるからな!」
没出息!几颗珠宝就让人收买了!要是坏了事,回去告诉迦楼罗大人,把你窝里的金子全拿去融了!
【阿修羅】
「それと、天人の貴族を二人捕らえた。瑠璃珠ほどではないが、中々の上玉だ、酒のつまみにどうだろう。」
我这里正好还有两个在城外抓来的天人贵族。虽然没有琉璃珠金贵,但是细皮嫩肉的,不如也献给诸位当下酒菜。
【翠甲鬼】
「見せてみろ!」
先让我们看看再说!
【金翅鳥甲】
「……ん?!こ、これは瑠璃城の城主毘瑠璃だぞ!」
……嗯?!这、这是琉璃城的城主毗琉璃!
【翠甲鬼】
「何日追っても見つけられなかったのに、まさかお前が!」
我们对她围追堵截了这么些天,都没能抓到,竟然被你捡了便宜?
【雷公鬼】
「開け、城門を開け!」
开城门,开城门!
皆が重い荷物を城に運び、鬼族に変装した阿修羅が毘瑠璃と帝釈天を運んだ。
一行人推着数十个沉甸甸的箱子入城,伪装成鬼族的阿修罗押送着毗琉璃和帝释天。
【鬼族の頭】
「毘瑠璃を捕まえたのはお前か?この女はずる賢い、どうやって生け捕りにした?」
就是你抓到了出逃的毗琉璃?这女人诡计多端,你是怎么活捉了她的?
【阿修羅】
「俺はただ、運がよかっただけさ。俺はあの時、善見城から出てきた、天人の貴族の占い師を狙っていたんだ。見た感じ身なりがかなり良いし、荷物も少なくない。これは当たりだと思った。機をうかがっているうちに、突然女が助けを求めに現れて、地面に跪いて泣いて騒いだ。それでついでに女も攫ったんだ。」
我怎么能跟大人们比,不过是走运。我当时在路上盯上一位从善见城出来的天人贵族占卜师。我看他穿金戴银,珠光宝气,还跟着不少随从拿行李,就知道肯定是只肥羊。本来跟了他半路准备找时机,没想到突然冒出个女人向他求助,跪在地上又哭又闹。于是我干脆顺带一并抢了。
【鬼族の頭】
「瑠璃城の城主が、占い師に助けを乞うのか?その占い師も只者じゃないな?」
让前琉璃城城主跪地请求的占卜师?还有这样的神人?
【阿修羅】
「善見城の辺境で、天人から聞いた話だが、彼には神通力があるらしい。彼は非凡な人物で、予言の力があり、十天衆もこいつに戦況を占ってもらっている。毎回的中するそうだ。十天衆がもっとこいつを信用していれば、とっくに戦争を終わらせていただろう。鬼族など敵ではないはずだ。そんな占い師と女を、金翅鳥様に献上します。」
之前我在善见城边境,听天人说起他的神通。说这人十分不凡,有预言之力,一直专门为十天众献占卜之舞,预测战势,百验百灵。如果十天众能好好听他的,肯定早就打了胜仗,鬼族根本不用放在眼里。这才想到把这占卜师和女人一起,献给诸位大人。
【鬼族の頭】
「本当にそんな神通力があるのか?連れて来い、金翅鳥一族の運勢を占わせよう。次はどこを攻めたらいい?善見城を占領できないだろうか。」
竟有这等神通?来来来,让他上来,给我金翅乌一族占卜占卜运势。看看接下来该打去哪里,能不能顺利夺下善见城。
阿修羅が縛られた占い師を連れてきて、縄を解いた。
阿修罗将被捆住的占卜师带了上来,解开了绳子。
【鬼族の頭】
「お前が天域で有名な占い師か?」
你就是他们说的名震天域的占卜师?
【帝釈天】
「恐縮です。未来を予測し、良くない運命を避けられるよう、占いをするまでです。あとは占いの舞いができます。場を盛り上げ、盃を通してその人の運命を覗くことができます。」
大人,不敢当,不过会些占卜,能预测未来局势,能帮人改命,避免不必要的麻烦。另外还会些卜祝之舞,能为宴会助兴,舞完之后,还能通过酒杯,窥视饮酒之人的命运。
【鬼族の頭】
「そういうことなら、踊ってもらおうか!」
既然如此,你给我们来个卜祝之舞!
【雷公鬼】
「神通力を持つ占い師だと?俺達にも見せろ!」
什么神通的占卜师,也给我们瞧瞧!
【鬼族の頭】
「さあ、宴だ!」
来人,设庆功宴!
宴会の場で、帝釈天が鬼族の頭目に酒を注ぐ。そして占いの舞いを披露し、徐々に油断させていく。
宴会上,帝释天先为鬼族头目斟酒,接着跳卜祝之舞助兴,使他逐渐丧失了警惕。
【阿修羅】
「迦楼羅の鬼族の軍隊は戦闘に長けている。天人の城を落とすことなど造作もない。瑠璃城も手に入ったことだし、占いなどせずに、このまま一気に本城まで攻めるべきでは?」
迦楼罗带领的鬼族军骁勇善战,势如破竹,不费吹灰之力就打到了深渊对岸的天人领域。如今琉璃城也是囊中物,又何须什么占卜,难道不该一鼓作气打到都城去?
【鬼族の頭】
「迦楼羅様もそのつもりだったが、正規軍より手強い民兵が出てきたんだ。頭領の天人は二人いる。阿修羅と帝釈天だ。阿修羅は強大な力の持ち主で、知勇兼備、闘神と言っても過言ではない。迦楼羅様も言っていた、一騎打ちで敵う相手ではないと。帝釈天は融通が利き、人々から敬愛され、偵察と計略を得意とする。我が軍は何度もやつらの罠にはまってしまった。二人の連携を破るのは至難の業だ。」
本来正是迦楼罗大人的计划,然而这些年不知从哪冒出一群比正规军还能打的民兵来。领头的两个天人,一个叫阿修罗,一个叫帝释天。阿修罗力量强大,有勇有谋,说是战神也不为过。连迦楼罗大人都曾说过,论单打独斗,怕不是对手。而帝释天为人圆滑,深得人心,善于侦察和布局。多次使我们的军队落入陷阱有去无回,他们两人配合起来,根本无从招架。
【阿修羅】
「それなら、やつらの弱点を突けばいいのでは?」
既然如此,不如攻击他们的弱点?
【鬼族の頭】
「やつらはお互いの力を補い合っていて、つけ入る隙がない。しかし、今はそうでも、今後はどうかな。」
那两人能力互补,又配合默契,让人找不出破绽。但是现在没有,以后就难说。
【阿修羅】
「ほう?」
哦?
【鬼族の頭】
「相互補完から、対立関係に変えるのは容易い。いずれ十天衆があいつらを仲違いさせるだろう。お互いのことを信じられなくなった時、貴族である帝釈天と、そうでない阿修羅の連携は、そこで終わるだろう。乱暴な阿修羅は黙っていられないはずだ。迦楼羅様はその日を待っている。遅かれ早かれ、あの二人には行き違いが生じる。」
所谓互补,和对立其实只一念之差,十天众那群小人,肯定会想方设法挑拨关系。一旦种下多疑的种子,就算帝释天和阿修罗再志同道合,也依然是个贵族。阿修罗其人性格暴戾,一定会赶尽杀绝。所以迦楼罗大人命我们按兵不动,等候时机,那两人早晚会有分崩离析的一天。
【阿修羅】
「お前はその日まで待てないけどな。」
可惜你怕是看不到那一天了。
【鬼族の頭】
「何か言ったか?」
我有些醉了,你刚才说了什么吗?
【阿修羅】
「何も。聞き間違いだろう。ところで、おい、占い師、いつまで踊っているつもりだ。」
什么都没有,你一定是听错了。不过要我说的话,喂,你这占卜师已经舞了这么久,也该舞出个结果了。
【帝釈天】
「もう少しで終わります。」
两位大人,还差一点我就能完成了。
【阿修羅】
「よし、こっちに来い。」
不错,你过来吧。
帝釈天が鬼族頭目と阿修羅の前に来た。
帝释天被传到鬼族头目和阿修罗座前。
【帝釈天】
「天地の霊気を集め終わり、天の運びが分かりました。あとは最後の一歩です。両手で盃を持ち上げてください。手を放してはいけません。俯いたまま、集中してください。あなたは近々災難に見舞われるでしょう。軍の統帥であるあなたは、人を沢山殺してきたでしょう。このような災難に見舞われても、仕方ありません。あまり気にしないでください。」
我已经汇聚了天地的灵气,知晓了天道的走向,现在只差最后一步。请大人将酒杯端上前来,务必双手握住杯盏,不能松手,要聚精会神,不能抬头。大人最近会有一场劫数。不过大人是一军统帅,杀人无数,这种劫数想必也是常事,不必太放在心上。
【鬼族の頭】
「それはいつだ?命に関わるのか?避けられるのか?」
是什么时候?会不会危害性命?可有办法破解?
【帝釈天】
「ふふ……避けられないさ。」
呵呵呵……破解不了。
【鬼族の頭】
「何?!」
什么?!
【帝釈天】
「なぜなら、あなたは今夜死ぬのだから。」
因为大人您的劫数,就是会死在今晚啊。
【鬼族の頭】
「う、嘘だ!!」
你、你在说谎!!
次の瞬間、鬼族頭目の喉は、剣に貫かれた。そして剣はそのまま胸に向かって振り下ろされ、彼は真っ二つになった。
还没能说完,一柄长剑从鬼族头目的喉咙里自后向前穿了出来。阿修罗的剑刺穿了鬼族头目的喉咙后,又向下划开了他的胸口,直接将他劈成了两半。
【阿修羅】
「嘘じゃない、俺が実現にしたからな。」
是不是说谎,我实现它,不就变成真的了吗?
【金翅鳥甲】
「首領!!」
首领!!
【雷公鬼】
「衛兵!この裏切り者を抑えろ!」
卫兵列队!给我拿下这个叛徒!
【阿修羅】
「裏切り者?それは違うだろう。お前らの仲間になった覚えはないからな。」
叛徒?那我也得先和你们是一道才行啊。我可不记得,什么时候跟你们这群恶鬼称兄道弟过。
阿修羅の妖気が消え、代わりに霊神体が現れた。六本の触手が鬼族と金翅鳥に襲いかかる。
阿修罗身上的妖气消失,取而代之的是突然出现的灵神体,六条触手朝着殿内的鬼族和金翅乌袭去。
【翠甲鬼】
「うわあああ!!!」
呜啊啊啊啊!!!
【雷公鬼】
「殺さないで、殺さないで!俺はただ命令通りにしていただけだ!」
不要杀我,不要杀我!我只是奉命行事!
【金翅鳥甲】
「この黒い触手、まさか、お前が……」
这黑色的触手,难道说,你就是——
触手が鬼族の顎を切り落とし、血を吐いた鬼族はこれ以上話すことができなくなった。
触手斩断了恶鬼的下巴,他口吐鲜血,大睁着双眼却不能说话。
【阿修羅】
「冥土の土産に俺の名前を教えてやる。俺は阿修羅だ、来世でも忘れるな。」
黄泉路上记好我的名字。我是阿修罗,来世也别忘了。
【帝釈天】
「毘瑠璃、地下に行って監禁されている平民を解放してくれ。翼の団と瑠璃城の兵士も、箱から出てきてくれ。」
毗琉璃,你先去地下解放被关押的平民吧。至于诸位翼之团和琉璃城的士兵,可以从箱子里出来了。
数十人の精兵が、宝箱に偽装した箱から出てきた。
几十名精锐士兵,从伪装成宝箱的巨型箱子中爬出。
【帝釈天】
「瑠璃城の元衛兵達は、城壁に行って城門を開けてください!残りの者は、私と阿修羅と共に、鬼族を迎え撃つ!酒呑童子、茨木童子、力を貸してください。」
前琉璃城守卫的诸位,请前往城墙去开城门!剩下的人,随我和阿修罗迎战城中的鬼族守军!酒吞童子,茨木童子,也请二位助我们一臂之力。
【煉獄茨木童子】
「ふん、私に恥をかかせた借り、今返してやる!」
哼,之前欺侮我茨木童子的鬼族,现在正好让我把债讨回来!
【鬼王酒呑童子】
「もう来ちまったし、やってやるよ。だが俺様はお前の部下じゃねえ。つまらなかったら、帰るからな。」
既然来了,我就帮人帮到底,不过我酒吞童子可不是你的下属。若是太无趣了,本大爷可是不奉陪的。
【阿修羅】
「翼の団の戦士よ、俺に続け!邪魔する者は容赦なく殺せ!」
翼之团的战士们,随我出击!所有挡路的,一律格杀勿论!
【翼団兵士甲】
「はっ!」
是!
【藍爪鬼】
「こんな強い部隊、どっから湧いてきやがったんだ!太刀打ちできねえ!」
这是从哪里冒出来的一支这么强的军队!竟打得我们无法招架!
【雷公鬼】
「退け!しまった、うわああ!俺の目が!手が!」
快撤!糟了,呜啊啊!我的眼睛!我的手!
【金翅鳥甲】
「阿修羅だ!阿修羅が来るぞ!逃げろ!」
是阿修罗!阿修罗打过来了!快逃命啊!
【藍爪鬼】
「あああ!阿修羅だ!逃げろ!」
啊啊啊!是阿修罗!快逃!
【阿修羅】
「ははは……叫べ、絶望するがいい!お前らが我が一族を殺し、罪のない一般人を巻き込んだ。一人も逃がさん!今日がお前らの命日だ。」
尽管哭号,尽管绝望吧!侵害我的族人,将无辜百姓拉入战局的,一个都不会放过!今天就是你们的死期。
その夜、城にいた鬼族は殲滅された。城門が開かれ、待機していた翼の団が入城した。
当夜,城中的鬼族被歼灭,城门大开,城外驻扎的翼之团也进入城内。
【毘瑠璃】
「もう安全だから、皆出てきて。」
已经安全了,大家都出来吧。
【天人の民甲】
「もう……助からないと思っていた。」
我还以为……再也看不到这天了。
【天人の民乙】
「毘瑠璃様のおかげです。」
多亏了毗琉璃大人。
【毘瑠璃】
「私ではなく……そちらの皆さんにお礼を。」
我并不值得感谢……要谢就谢那边的人吧。
【天人の民丙】
「彼らは何者ですか?先頭を歩いている黒き戦士は、誰ですか?」
那些是什么人?那个走在最前面的黑色战士,他又是谁?
【毘瑠璃】
「彼らが、侵入者から辺境を守っている翼の団。あの黒き戦士は、闘神阿修羅。」
那些就是一直以来在边境,从入侵者手中保护我们的翼之团。而那位黑色战士,是战神阿修罗。
……瑠璃城、翼の団の臨時拠点
——琉璃城,翼之团临时营地
【煉獄茨木童子】
「おい、帝釈天、いい酒をもらったぞ。ん?どうした、勝ったのに浮かない顔だな。」
哟,帝释天,刚才有人送给我一坛好酒。嗯?你怎么打了胜仗还闷闷不乐。
【鬼王酒呑童子】
「困った事でもあるのか?」
是又遇到了什么难事?
【帝釈天】
「瑠璃城の守りは薄い。毘瑠璃の怪我も治っていない。また狙われるかもしれない。あとで瑠璃城の民を慰撫してくる。毘瑠璃と瑠璃城を守っていてほしい。」
琉璃城守卫不足,毗琉璃又是重伤未愈,恐怕会让人钻空子。稍后我要去安抚一下琉璃城的平民,也希望二位能够一同保护毗琉璃和琉璃城。
【煉獄茨木童子】
「頼み事をするのも、いい加減にしてくれないか。」
你们这些天人,提的要求未免一个一个过于得寸进尺。
【鬼王酒呑童子】
「丁度いい、瑠璃城を回ってみたかったところだ。」
也好,正好我也想看看这琉璃城的风光。
【煉獄茨木童子】
「友!」
挚友!
【帝釈天】
「それはよかった、助かる。」
那就太好了,真是幸亏遇到了二位。
【煉獄茨木童子】
「ふん、辛気臭い顔して。酒は譲ってやる。私は友ともっといい酒を探してくる。」
哼,看你闷闷不乐的,不如这坛酒就送给你了。我和挚友去城里看看有没有更好的酒。
【帝釈天】
「ありがとう、茨木童子。」
真是谢谢你,茨木童子。
……瑠璃城、翼の団の臨時拠点内
——琉璃城,翼之团临时营帐内
【帝釈天】
「いい酒を持ってきた、一緒に飲もうよ。見事な戦いだったのに、黙っていなくなるなんて。らしくないね、阿修羅。」
我带了坛不错的酒,一起喝吧。分明刚打了一场漂亮的胜仗,你却不告而别。这可不像你,阿修罗。
【阿修羅】
「なに、昔を思い出しただけさ。俺が住んでいた村も、瑠璃城と同じように悪鬼に支配されていた。村の人たちは食糧にされるか、人質にされた。女は蘇摩のように攫われ、行方不明になった。」
没什么,只是想起了一些陈年旧事。曾经我居住的村庄,也像琉璃城这样被恶鬼控制过。村中的天人都被当作是口粮或人质。女人们则像苏摩那样被掳走,不知所踪。
【帝釈天】
「……」
【阿修羅】
「あの時の俺には、今のような力はなかった。大事な人が攫われるのを、ただ見ていることしかできなかった。」
当时的我不像如今。只能看着平民被屠杀、重要的人被带走。
【帝釈天】
「阿修羅、昨日鬼族のところで見せた占いの舞いだけど、あれはでたらめではないんだ。盃を通して運命を覗く。十中八九当たる。」
阿修罗,昨天我在金翅乌那用的卜祝之舞,可不是胡说八道。用酒杯窥视命运,我还是能预知十之八九的。
【阿修羅】
「本当か?ならやってみてくれ。」
你还真会吗,给我算算吧。
【帝釈天】
「盃を私に。……………………………………………………(……まさか、二回も?)」
杯子给我。……………………………………………………(……竟有两劫?)
【阿修羅】
「もういいのか?」
好了吗?
【帝釈天】
「災難はないけれど、運命が劇的に変化する。幸い、助けてくれる人がいる。」
你虽命中无劫,但命途多舛,旦夕祸福。不过幸运的是,总有贵人相助。
【阿修羅】
「ありがとう、帝釈天。しばらく一人にさせてくれ。」
谢谢了,帝释天。让我独自待一会吧。
……瑠璃城、翼の団の臨時拠点
——琉璃城,翼之团临时营地
【光明天】
「ここは我々が引き受ける。準備が出来次第、竜巣に向かえ。」
这里之后就由我们接管,你们休整一下后,尽快启程去龙巢要塞。
【翼団武将】
「いい加減にしろ!装備や補給には困っていないくせに、戦う時は引きこもって、勝ったら手柄を横取りするのか。」
你们不要太过分!拿着最好的给养,战斗的时候坐视不管,胜利之后就来冒功。
【光明天】
「……民兵風情が、誰に向かって口を聞いている!」
……区区民兵团,竟然敢这样说话!
【正規軍兵士】
「光明天様に無礼は許さんぞ!」
不准对光明天大人无礼!
【翼団兵士甲】
「くそ!」
可恶!
【帝釈天】
「光明天様の仰るとおりです、我々もできるだけ出発を急いでおります。」
不劳光明天大人多说,我们也希望尽快启程。
【光明天】
「ほう?帝釈天、物分かりがいいな。」
哦?帝释天,你倒是识趣。
【翼団武将】
「帝釈天様……!しかし……」
帝释天大人……!可是……
【帝釈天】
「今回翼の団は、十天衆の命を受け瑠璃城を支援しに来ました。同じ天人一族のためなら、誰が鬼族を撃退し、城を取り返そうと、同じことです。光明天様のご指示であれば、我々は従います。ただ……瑠璃城の一件で、翼の団の兵力が消耗しています。数日の休息が必要かと。英気を養い、鬼王迦楼羅との決戦に備えます。」
翼之团此次出兵,是以十天众委任之名支援琉璃城。同是为了天人一族,击退金翅乌,夺回城池,不分你我。光明天大人有什么需要,我们都会尽力配合。只是……为支援琉璃城,翼之团也有兵力的损失,还望在琉璃城附近休整几日。让我们的兵士得以休养缓和,以备讨伐鬼王迦楼罗一战。
【光明天】
「ふん、いいだろう。お前、最新の補給物資を翼の団に渡せ。彼らを瑠璃城外で駐屯させろ。」
呵呵,可以。你,把最新一批军需都带来,给到翼之团,安排他们驻扎在琉璃城外。
【正規軍兵士】
「はっ、光明天様。」
是,光明天大人。
【光明天】
「翼の団の補給問題は、この光明天が解決してやった。貴族であるそなたが、我々に助けてもらう日がくるとは。私の元に来い。翼の団は、この光明天が面倒をみてやる。帝釈天、そなたの面倒もな。ははははは!」
如此一来,翼之团的军备问题,我光明天可为你解决了?你身为贵族之子,竟会有需要我们接济的一天。不如来我麾下,你养不起的翼之团,我光明天可还养得起。就是你帝释天来了,我也养得起,哈哈哈哈哈!
【帝釈天】
「光明天様、ご冗談を。」
光明天大人说笑了。
【光明天】
「ははは、行くぞ。」
哈哈哈,我们走。
光明天は帝釈天をじっと見た後、正規軍を連れて去った。
光明天深深看了帝释天一眼,带着正规军远去了。
【帝釈天】
「我々も準備しよう。まずは城外で駐屯する。」
我们也要开始准备了,先到城外驻扎吧。
【翼団兵士甲】
「しかし阿修羅様は……」
但是阿修罗大人……
【帝釈天】
「私が説明する。」
我会去和他解释。
【翼団兵士甲】
「違うんです、阿修羅様は一人で出て行かれました。戻って報告しようと思ったら、誰もいませんでした。外の平民の話によると、ある子供の母親が深淵の裂け目に攫われて、阿修羅様が助けに向かったそうです。」
不是,阿修罗大人他一个人走了。我进营帐汇报,里面空无一人。外面的平民说,阿修罗大人听到一个孩子哭诉母亲被抓去附近的深渊缝隙,独自下去救人了!
【帝釈天】
「何?!」
什么?!
【修帝】阿修罗为搭讪拦下帝释天的车,结果人把车撞坏了
尖锐的刹车声伴随着一声巨响之后,当事双方都懵了。
阿修罗看着车头凹陷了一角,车灯也碎了一地,心中想着这车是不是质量不太好。他摸了摸自己腿上的淤青陷入了沉思,回想着刚才那一下应该也没有撞得很重,为什么能把豪车给撞成这样?豪车是不是都质量不好?这得赔多少钱才合适?
帝释天则坐在车里怔了许久,然后他回过神来后,慌慌张张地下了车查看情况,只见自己的车头一侧损毁严重,被撞的人却像是无事发生一样站在车前。
“你没事吧?刚才为什么突然冲出来?还好是在我刚起步的时候,车速还不快。”
“我没事,不过把你的车给撞成这样,不好意思啊,你说吧,要赔你多少修车费?”
“修车费就不用你赔了,...
尖锐的刹车声伴随着一声巨响之后,当事双方都懵了。
阿修罗看着车头凹陷了一角,车灯也碎了一地,心中想着这车是不是质量不太好。他摸了摸自己腿上的淤青陷入了沉思,回想着刚才那一下应该也没有撞得很重,为什么能把豪车给撞成这样?豪车是不是都质量不好?这得赔多少钱才合适?
帝释天则坐在车里怔了许久,然后他回过神来后,慌慌张张地下了车查看情况,只见自己的车头一侧损毁严重,被撞的人却像是无事发生一样站在车前。
“你没事吧?刚才为什么突然冲出来?还好是在我刚起步的时候,车速还不快。”
“我没事,不过把你的车给撞成这样,不好意思啊,你说吧,要赔你多少修车费?”
“修车费就不用你赔了,毕竟我也有错,没仔细看路况,以为绿灯能直接开了,结果撞到你了。”
“是我突然冲出来不好,我看着红绿灯在跳了,所以有点急了。”
“你真的没事吗?要不我现在带你去医院做个检查吧?”帝释天难以想象一个人被车撞了一下之后真的什么事都没有,更何况自己的车都被撞坏了,人怎么可能没事?
“你还是先打电话让修车的人把你的车给拖走吧。现在在马路当中,后面都有点堵车了。”
“只是车灯碎了一个,应该还能开,我先开你去医院,之后再去维修。”
“那就麻烦你了。”
阿修罗坐上了副驾驶后,帝释天开车往附近的医院赶去。
“你被撞到的地方真的一点都不痛吗?”
“稍微有一点点。”
帝释天轻叹了一口气道:“我差点以为你是机器人了,能把车撞成那样,身上还没事的。”
“不好意思,我果然还是赔你车的维修费吧。”
“不用了,我撞到了你,我们算是两清了。你下次过马路别那么急,万一碰上车速快的怎么办?”
“我平常不会那么急的。”
“那你今天是有什么急事吗?等你检查完之后,我再送你去你刚才急着要去的地方吧?”
“不用了,我本来是要去面试的,等会再去也来不及了。”阿修罗随便找了一个理由道,其实他今天根本就没有面试,也不是急着要过马路,只不过是在他跑步的时候,随意张望了一下马路,结果瞥到了正坐在豪车的驾驶座上等待信号灯的帝释天,瞬间就被他吸引了,于是阿修罗想要去搭讪一下的时候,信号灯开始跳了起来,他情急之下,直接用身体挡在了帝释天的车前,接下来就发生了令彼此都懵掉的一幕。
“是吗?穿着运动装去面试?难道是什么健身房的工作吗?”
“差不多吧。”
“难怪你的身体看起来那么强壮,被车撞了都没事。我刚才还在担心要是把你撞得半身不遂了该怎么办。”
“如果我被撞残疾了之后,你会对我负责吗?”
“我会请人来日日夜夜地照顾你的。”
“可我想被你日日夜夜地照顾。”
“我还要工作,不可能一直在你身旁照顾你的,而且你要是起诉我的话……”
“我不会起诉你的。”阿修罗打断了他的话道,“……那你能为我解决生理需求吗?”
帝释天闻言,握着方向盘的手微微抖动了一下:“……你是指上厕所吗?我请的人也会扶你去厕所的。”
“不是,我指的就是那方面的需求。”
“……那么我会为你找一个愿意帮你的女人的。”
“你自己不愿意帮我吗?”
“……”
“你是不是已经有恋人了?”
“还没有。”
“那么我想跟你认识一下,我叫阿修罗,你呢?”
“帝释天。”
“帝释天啊,说起来今天难得是天气晴好的周六,你原本是打算一个人开车去哪里的?我的出现会不会打乱了你的计划?”
“我是被家里安排去相亲的,不过我本来就不是很想去,还多亏了你出现,我今天就可以有一个理由不用去了。”
“可就算今天不用去相亲,也可以改期吧?”
“……我完全没想到还可以延期,只是庆幸着今天不用去了。”
“你很讨厌相亲啊?”
“也不是,我只是看了他的照片和资料就不想跟他见面了,那个男人只是家里有钱,实则什么能力都没有,学历也都是买来的,看上去很蠢又好色的样子,而且我听说他有很多一般人难以忍受的缺点,他家佣人都受不了他,他一个月内就搞大了好几个女佣人的肚子。我爸也只是看中了他家里有钱,才安排我跟他见面的。”
“你都开得起豪车了,难道那个男人比你家更有钱?”
“十天众集团你也知道吧?就是里面某个高层的儿子,我是真的不想跟他见面,一想到要是他看上我了就头疼。”
“那么我这就带你私奔吧?”
“私奔?”平日里不常用的词汇听起来极为陌生,帝释天一时无法理解阿修罗在说些什么。
“没错,私奔。”阿修罗重复道。
帝释天终于听懂了阿修罗发音的词对应着哪两个汉字:“现代社会中根本不可能私奔,现在科技那么发达,无处可逃,无论逃往何处,我爸都能马上定位到我的位置。”
“你爸是不是只想把你嫁给有钱人?”
“也不是,他以前想跟十天众集团合作的时候多次被拒,于是心生怨恨,一直想伺机掌管十天众集团,所以特意挑了个看起来智力低下很好骗的男人安排我跟他见面,然后再慢慢打入集团内部。”
“你这完全是被你爸当成工具了啊?你完全不反抗吗?”
“反抗了又能怎样?跟他断绝关系吗?但他不会把我这么好用的工具放手的。”
“你一直对你爸言听计从,自甘被他当成工具?你爸也完全不考虑你的感受?”阿修罗越听越气愤,说话音量也大了起来。
“我小时候反抗过他一次,然后他把我关在小黑屋里关了整整一个月,就是字面意义上的小黑屋,里面除了黑暗什么都没有,他只给我准备了像狗一样的简易厕所,每天定时让人给我送一日三餐,大多数时间我只能躺在硬地板上发呆,后来我就没再反抗过他了,我直到现在都很害怕一个人待在黑暗的地方。”
“你当时做了什么?他为什么对你那么狠心?你真的是他亲生的吗?”
“那年是一年级的寒假,我想和朋友一起出去玩,不想听他安排参加什么课外兴趣班,结果就是我整个寒假都待在小黑屋里冥想。”
“……你的童年也太悲惨了吧?你都没有尽情玩过吗?”
“从没有和朋友出去玩过,我一直在学习,他给我安排了很多兴趣课程,其中舞蹈课我还是很喜欢的。”帝释天顿了一拍继而道,“你能想象一个父亲在儿子高中的时候突然找来了一个女家庭教师,是专门教如何诱惑控制男人的吗?”
“……”阿修罗震惊地说不出话来。
“我不该对今天初见的你说这些的,你就当作没听到好了。”
“……那你现在有没有什么想去的地方?我带你去玩。”
“可你现在还得去医院检查吧?”帝释天浅浅笑道。
“我真的没事。”
“可万一骨折了呢?还是检查一下比较放心。”
正巧遇到了一个红灯的时候,帝释天停下车,看向副驾驶的阿修罗,好奇地问道:“阿修罗的童年是怎样的?开心吗?”
“其实也不是很开心,但比你稍微好一些,我还很自由,我妈也很爱我。儿时有很多人欺负我,说我妈跟来路不明的男人睡了,骂我是个肮脏的孩子。后来我在电视上看了一场拳击比赛就被深深吸引住了,然后我开始锻炼身体,苦练各种运动,把欺负过我的人都给打趴下了,后来他们都成了我的小弟。”
“阿修罗好厉害啊,敢于跟命运抗争。”
“其实你也可以改变自己现在的命运。”
“我要怎么改变?我对小黑屋已经有心理阴影了。”
这时,绿灯亮了,帝释天再次踩动了油门,又开了一段路后,能看到不远处的医院了。
“你说你学过如何诱惑控制男人?你可以把这套方法用在你爸身上,然后这次让他对你言听计从。”
“这招对他没什么大用处,我也试过,我用这招对他撒娇时,他也只是给我增加了每个月的零花钱而已,他依旧把我当成是好用的工具。”
“那他现在的目的只是为了掌管十天众集团吧?我来帮你让十天众消失,那你也就不必和不想见的男人相亲结婚了。”
“让十天众消失?那么大的一个集团要怎么让它突然消失?”
“我自有办法。你只管坐等我的好消息就行了。”
“你该不会是要去犯法吧?你不能为我做这种事。”
“你放心吧,不是犯法。只要是让你感到烦心的事物,我会让它们全部消失。”
“那我害怕黑暗,你也会为我消除黑暗吗?”
“会,我会消除你内心对黑暗的恐惧。”
“谢谢,你就像是个突然出现的奇迹一样,我今天不想去相亲,你就正好出现了。”
“我觉得今天能遇见你才像是一个奇迹。”
车在医院停车场的某个空位停下了,然后帝释天陪阿修罗一起去做了检查。两人正坐在走廊内的长椅上等待拍片结果的时候,帝释天打电话给父亲解释了无法去相亲地点赴约的原因,父亲沉默了片刻,都没有问他有没有事,只是冷冷放话道相亲延期一天,就挂断了电话。
“果然延期了吗,正如刚才阿修罗所预料的那样。”帝释天的唇角虽浅浅笑着,但眼中并无笑意。
“我明天在你跟他见面前,就帮你去搞定他,你不用见他了,然后下一个目标就是十天众集团。”
“先不论你能否做到,你为什么要为我做那么多?我们明明才刚刚认识不久。”
“没有什么原因,我就是想为你做这些罢了,非要说原因的话,就是我想看到你的笑容。”
“那如果你真的让我烦心的事都消失了,你能陪我一起去哪里尽情地玩吗?”
“我会陪你去你想去的任何地方。”
“阿修罗真的像是我好不容易才等到的奇迹一样。”帝释天这一次笑起来的时候,眼中也带上了一丝笑意,“和你在一起,好像能克服任何困难。”
“那你愿意一直跟我在一起吗?”
“等现在让我烦恼的事都消失了之后。”
“那看来我得让它们趁早消失了。”
两人坐在长椅上又聊了许久,已经对生活不抱什么期望的帝释天感受到了只是和别人聊天所带来的快乐。
阿修罗的拍片结果出来后,也一切正常,并无骨折,只是腿上有些淤青而已。
帝释天吊着的心终于放下了:“太好了,你现在就让我烦心的事消失了一件。”
“我就说没事的吧?”阿修罗的笑容驱散了帝释天心中的阴霾。
原本阿修罗是打算陪帝释天一起去修车的,但他现在有了不得不去做的更重要的事情,就是让帝释天的烦恼全部消失。于是两人交换了联系方式之后,在医院门口道别了。
帝释天哼着小调将车开到了修理店,然后将车放在那里后,到马路上叫了一辆出租车准备回家,但他一想到回到家后父亲不会给他什么好脸色,于是就让司机开他去附近的植物园,他想先在植物园内散散心,等待父亲差不多消气后再回去。
帝释天独自在植物园内逛了许久,他还拍了很多照片,准备发给阿修罗看看,他想象着和阿修罗一起赏花的样子,不禁笑了出来。
突然间,帝释天的手机开始震动,原以为是阿修罗打来的,但一看屏幕,竟是父亲打来的电话。
帝释天的笑容瞬间凝固了,他以为是父亲发现他一个人在外面乱逛了,便深吸了一口气后,接听了电话,等待着父亲的怒骂,但他没有听到怒骂,电话的另一头传来了父亲较为柔和的语气,听起来父亲似乎心情还不错的样子。
“你怎么还不回来?还在修车?”
“车要到明天早上才好,我现在就回来。”
“是吗?快点回来。”
“家里现在是有什么急事吗?”
“天魔财阀的人来提亲了。”
“提亲?”
“所以你明天不用去相亲了。”
“可你不是说要打入十天众内部的吗?明天我真的不用跟那个男人见面了吗?”
“不用了,天魔财阀的人说他们马上就要把十天众集团给吞并了,你跟天魔财阀的少爷结了亲,就等于是完成了我的心愿了,所以,快点回来,别让人家大财阀的少爷等太久。”
“……我马上回来。”
帝释天想着终究是逃不过命运的安排,悻悻然地离开了植物园,在门口打车回去了。
一路上,他好几次都想打电话给阿修罗寻求帮助,但他又觉得不能什么事都让今天刚刚初见的人帮他解决,就忍住没有打。
他不知道为什么天魔大财阀的人会突然来提亲,他一想到接下来要被迫跟一个素不相识的人结婚,就觉得方才阿修罗照进他心中的那束希望之光又消失了。
就在帝释天回到自家大别墅的时候,竟然看到阿修罗正站在自家大门口,不过他身上穿的不是运动装,而是换上了比较正式的黑色西装。
“阿修罗?你怎么会在这里?”帝释天颇感惊喜地来到了他面前询问道。
“我是来提亲的。”
“提亲?”帝释天有些混乱了,“等一下,我爸在电话里说的提亲的人难道是你?阿修罗是天魔财阀的少爷吗?可你说今天急着过马路是有健身相关的工作面试,为什么大财阀的少爷要去别处面试?你在说起自己童年的时候也没说你是大财阀的少爷啊?而且天魔财阀的各种新闻报导中从来都没有出现过你的身影,还有……”
“帝释天。“阿修罗一把搭上了帝释天的肩膀,打断道,“我知道你现在有很多想问的,我之后会慢慢回答你的,你现在只需要知道你明天不用去相亲了,你所烦恼的事又被我消除了一件,至于吞并十天众集团的事,还需要些时间。”
“那阿修罗是要跟我结婚吗?”
“你爸已经同意我们的婚事了,你以后就住到我家来吧,你就不用整天面对他了。”
“你真的为我做了好多,我该怎么答谢你才好呢?”
“跟我一起生活,让我陪你尽情地玩,一直陪伴在彼此的身边就是最好的答谢了。”
“那我们赶紧商量一下蜜月要去哪里玩吧?”
阿修罗的嘴角微扬道:“先商量婚事吧,我爸妈都来了,正在和你爸妈聊天,我们也快点进去吧。”
“嗯。”
这天两人和双方父母一起吃晚饭的时候,帝释天得知了阿修罗从小和母亲两人生活,后来父亲找上了门来,说要接他们一起生活,但是阿修罗正处在叛逆的年纪,怨恨他的父亲不早点来接他们,一直不肯和他父亲见面,于是一个人过起了独立的生活,因此天魔财阀相关的报导中也不曾出现阿修罗的身影。阿修罗直到今天才跟父亲相认,并提出了两个任性的要求,要求一就是向帝释天提亲,要求二是吞并十天众集团,他的父亲也都答应了,还笑着说他漫长的叛逆期终于结束了,终于肯来继承财阀了,而且还带回来了一个儿媳妇,可谓是双喜临门。
两人的婚礼最终被定在了翌年的六月初,在举办婚礼之前,天魔财阀先将十天众集团给收购吞并了,然后将十天众的相关业务交由帝释天的父亲来继续打理。
帝释天在与阿修罗订下婚约后,就搬到一起生活了,两人在周末的时候,会去帝释天童年时没有去过的地方玩,比如游乐园、游戏厅,阿修罗在童年时也没有玩伴,两人便为彼此弥补上了一个缺失的快乐童年。帝释天也逐渐淡忘了被关在小黑屋内的那段记忆,现在回想起来,总觉得那是个有着满天繁星的屋子,年幼的自己和同样年幼的阿修罗躺在一起看着繁星与流星雨,他已经不再害怕一个人待在黑暗之中了。
距离结婚前的某一个周末,两人在公园散步的时候,帝释天突然开口道:“我想我可能是终于攒够了好运气,才能遇到你这个奇迹。”
“那我也是一样,终于攒够了好运才遇到了你。这么一想,以往不开心的事都不值得一提了。”
“阿修罗的腿现在还会痛吗?”
“早就不痛了,倒是你腰痛不痛?昨晚可能有些过头了吧?”
帝释天环视了一下四周后,小声道:“稍微有一些酸痛。”
“是吗?走不动的话我抱你。”
“我走得动,还能跑呢。”帝释天说着,跑到了阿修罗的前面,然后笑道,“你腿不痛了就来追我啊。”
于是阿修罗也笑着追了上去:“老婆,别跑!”
两人像孩子一样在公园的小径上追逐了起来,阿修罗追上了帝释天后,将他紧紧拥进了怀中。
“能跟阿修罗相遇真的是太好了。”帝释天也紧拥住了阿修罗,“你是突然撞进我生命中的奇迹。”
“我想我们还能撞出点其他的东西来。”
“其他的东西?”
“比如说新的生命?”
“那就得靠阿修罗的努力了。”帝释天笑着,踮起脚尖吻上了阿修罗的唇瓣。